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見たくもないけれど、どうやら始まるかも知れない新しい年での最初の政局・・・・・。

どうやら明日、第二次野田内閣が発足するようである。
外国への出張していた各大臣に帰国命令が出されたとか・・・それにしてもこの時期何で慌てて外国に出ていかなければならないのかも良く分からないことだ。 

特に問責で罷免が確実視されている防衛大臣も駆け足で外国に出かけている。
こうした態度を見ている限りやはり国会議員には自分たちが取るべき道、と言うか態度というか本来あるべき議員としての姿勢と心構えに欠落したものが有ることが如実に分かるというものだ。

それにしても発足から約4ヶ月のいま内閣改造をする目的はなんと言っても消費税問題への対応である。 おそらく野党側の姿勢も一貫しておらず混迷する政局になるであろうと思われる。
国民にとっては何とも呆れた国会でのおなじみ風景ではあるがこうした状況で本来の政治の目的は果たせるのだろうか。内閣改造によって入閣する議員によっては新たな紛糾の因となることも考えられ明日の改造人事はこの点でも見ものであろう。

そして増税論議の前の議員定数削減や公務員改革の行く方はどのように始末されてゆくのだろうか。
現在のようにこうした問題解決策を示さずやるべき改革や改善が行われないままに増税議論だけが先走ることがあってはなるまい。予算が成立したのち一向に進んでいない被災地の復興はどうなっているのだろうか。既に10ヶ月の長きに亘って何もされないという現実を見たとき情けなさだけが先走ってしまう。
被災地の救済と云う何にもまして最優先されるべきことも遅々として進まない現政府にどれほどの期待が持てるだろうか。

しかしどのように考えてみても相変わらず国民への対話と発信をしない野田総理のもとで現在の行き詰まりを打開するほどのパワーを持ち合わせていない政府の力では、またぞろ与野党入り乱れての国民不在の政局になってしまうのではないだろうか。

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