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Channel: 素人絵描きのぼやき
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年頭のボヤキ始め・・・・・・。

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これが今年のブログの始め、・・・・・。
新年早々ボヤキはやめにしたいがやはりボヤキが事始めになりそうである。

財界の新年会に出席した総理が「政局よりも大局にたって・・・」と挨拶していたが、この人の言葉の使い方の巧妙さにいささか呆れている。 どの政権でも避けて通れない問題、としている消費税の増税について民主党の素案がまとまり年度内成立のための与野党協議を呼びかけたものだが肝心の自民公明両党は聞く耳をもたない風情である。

「嘘つきの人たち」あるいは「不信任大臣を抱えて適材適所と見ている人たち」等々最大級の侮辱の言葉をもってあらゆる場面で協議を拒む姿しか見せていない。
増税を実施する前にやるべきことが有るだろうし然し、その事に付いては一際触れることも無く結論を前に進めようとすれば増税に理解を示している国民でも「ちょっと待った」、と言いたくなるのだ。

民主党の党内も今の状況でまとまるとは到底思えない。 何人かが離党した現実を見てもこの先まだまだ波乱含みとなってゆくだろう。 国民の聞こえない場所でいくら「議員定数を80人に減らす、とか公務員給与の減額、」とか述べてもその具体的な時期や手法を示さない限り国民はこれまでの例に習って単に成立への時間稼ぎをしているとしか見てはくれまい。
それほど政府に対する信用度合いは薄らいでいる。

政治家とはその立場立場で詭弁を弄し国家国民の生活を見るより自分の立場を守り次の選挙に勝つことのみを考えている人達の集団であるといって差し支えないであろう。これからも国の為、国民の為などという綺麗事ばかりを言う政治家が出つずける限りこの国の栄光は二度と戻ることはあるまい。

この国はいま、我々にとって無いに等しいのだ。我々国民は自分の力で自分を信じて生きていく術を身につけなければなるまい。
新年にあたってこんな風に考え込むのは何とも情けの無い事でもあるのだが・・・。

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